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国立市の概要
多摩川左岸の沖積低地とそれが武蔵野台地を削った河岸段丘の段丘面及び段丘崖からなる。発達した段丘崖としては北東端に国分寺崖線、南部に立川崖線がみられる。
北部をJR中央本線が、中央部やや南寄りをJR南武線と甲州街道が、南部を国道20号線日野バイパスがそれぞれ東西に通っている。中央線の国立駅から南武線の谷保駅まで真直ぐ大通り(=東京都道146号国立停車場谷保線、通称:大学通り)が通っていて、新旧の中心街を結んでいる。おおむね南武線に沿った河岸段丘の段丘崖の上は住宅地、下は農耕地となっていたが最近では宅地開発の進捗もあり、段丘崖の下でも住宅が増えている。
かつて国立が谷保村であった頃、中心は谷保であり、武蔵野台地の崖線下の豊富な湧水と谷保天満宮の存在が集落を形成させた。特に初期の甲州街道は府中を出ると谷保付近で崖線を下り、多摩川を渡っていた。その後、渡河地点が上流の日野の渡しに固定されることで道筋が台地の上に移り、今日に到っている。その名残が谷保天満宮に見てとれる(現在の甲州街道からは参道を下る形で本殿に至る)。
甲州街道沿いには蔵のある農家が並んでいる。
崖線の上は大正時代までは甲州街道沿いを除き雑木林であったが、箱根土地株式会社が学園都市構想に基づき大学を誘致、地区開発を行い、1926年に分譲開始。同時に同社によって建設された国立駅が鉄道省に譲渡され開業。以後高級住宅地として発展している。
このときに分譲された広い区画のままの住宅が今でも多く存在している。

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